本日は、諫早建設協会青年部の方で県との技術研修会を行いました。

諫早建設協会主催では毎年、県・市との技術研修会は毎年行われるのですが、業者の数も多ければ立場的なもので意見交換や質疑応答もなかなか聞きたい事（本音）もあるのにぶっちゃけた意見も出ないし、かと言って聞くのもな・・・と思ってました。

建設協会と言う団体でも青年部（今では11人、来年は1ケタ）も存在意義も問われ新しく新会員で入ってくれと言っても「何のために？どういうメリットが？」となっているのが現状であります。

そこで、我々次の世代の建設業を背負っている立場でもあり、青年部で何かできないか？となり、

「ひと世代前は官公庁の方達でもいろんな形で一緒に本音の意見交換や、陳情、お互いの人柄を知る機会があったが、今の時代では「宦官接待・癒着・談合など」で全くそういう機会がなくなっている。
業者で役所にいっても用件は？と言われるが建設協会できました、ならばいろんな話ができるのでは？
そういう懇親会的なものはできないのかな？」

と言う意見から、何もしなければ始まらないしダメもとで話をするぐらいやってみようと言う事に！

まあ懇親会と言うのは、やはり今のご時勢無理なのでので、技術研修会と言う形で話をしに。

諫早市役所の方へ打診してみるが「そういうのはちょっと・・・・」

しかし、諫早土木事務所は「いいんじゃないですか？そういう業者さんとの話をする機会を設けてお互いの技術・考え方など向上するのであれば大いに前向きに考えましょう！」


















建設協会の現場の方からの業者から役所にたいしての質問など出してもらいまとめたりするのにもかなり苦労しました。

「これは聞けないだろう。質問と言うより苦情じゃね～？これとこれは同じ質問だけど聞きたいのはこっち？」などもありましたが、

資料もまとまり、諫早土木事務所と県央農村整備事務所の検査官が1人ずつ出席してくれて、建設協会青年部と建設協会の何社かの実際県の工事を担当されている方、20人ぐらいで資料を読みながらその資料についての質問、意見の交換で研修会が実現しました。

資料の質問もそうでしたが、検査官も回答するのに

「立場的には回答するのはどうかと思うが、私個人としては・・・」

などかなり深い意見交換ができ、検査官も現場の実情、検査官が現場の検査ではわからない実情や問題がある事もわかられたみたいでした。

公共工事において、業者側が求める事、官公庁側が求める事、いろんな認識の違い立場の違い、いい現場・技術を提供しお金を貰う方、支払う方。

この研修会でいろんな事もわかり、まだまだ業者としても努力しないといけない事も認識でき、内容のあるいい研修会でありました。

尚、

「諫早市とのこういう意見交換のできる研修会をやれないのか？」

と意見も出ていたので、諫早市役所には、「こういう研修会を県とやりましたのでどうでしょうか？」と、打診する事をまず議題にあげたいと思います。

「宇木建設株式会社」

長崎県諫早市小野島町2335
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